「稲葉さん、岡山弁喋ってっ!」の巻 [B'z]
-稲さんとMag、深夜のカラオケ店にて-
M:「わし、稲さんに一つだけお願いがあるんじゃけど…」
M:「わしな、稲さんの英語の発音も好きじゃけど、岡山弁はもちーと好きなんじゃ」
稲:「…ん?話の意図がよー分からんよ?」
M:「わしは普段の生活の中でも頻繁に岡山弁が出るんじゃけど、稲さんはどうなん?」
稲:「そうじゃな… 松本さんと話しとる時は、標準語じゃな。徳ちゃんともそうじゃし…」
M:「そっか… 稲さんはもうすっかり岡山を捨てたんじゃね? 寂びしーわ、ぼっけぇ寂しー」
稲:「おいおい、誰もそんなことゆーとらんじゃろ(汗) 第一、松本さんも日頃は大阪弁
使わんのにLive‐GYMじゃあ、たまに使うじゃろ? わしもそれと似たようなもんじゃって」
M:「じゃあ、稲さんもたまに使うん?」
稲:「勿論じゃ。こうやってMagを含めた郷土の人との会話は大抵が岡山弁じゃで?」
M:「そりゃあ、当たり前じゃっ! わしの前で稲さんが気取った東京弁でも喋りよったら、
わしは獄中に無理やり押し込められた時みてぇな、孤立感に苛まれるじゃろう。
なんてゆーか、稲さんが稲さんじゃねぇみてぇな感じかのう?」
稲:「Mag、そんなオーバーな直喩使わんでも…」
M:「えっと…つまりじゃな、わしが言いてぇのはそーゆことじゃのうて、例えば、
雑誌とかのインタビューでも、もっとじゃな、こう…盛り沢山に郷土愛っちゅうのを
入れていかにゃあいけんと思うんじゃ」
稲:「郷土愛? …あ、キビ団子とか?」
M:「あんねぇ、稲さん。インタビュー中に、前後の文脈無視して「キビ団子」っちゅう単語を
詰め込んだインタビューなんて成立すると本気で思っとん?」
稲:「そりゃわからんで。意外と…っちゅう可能性も捨てきれんじゃろ? 第一、
今まで試した人がおらん以上はそこにはまだ可能性が残っとるわけでじゃな。
そうじゃなぁ~…、例えば、世界がまだ地球中心説を信じとった頃の話じゃけど、
そん時に登場したアリスタルコスがじゃな…」
M:「ちょ、ちょ、もうわかったわ(汗) 稲さんは変な所が論理的じゃからなぁ…(苦笑)
わし、特に学も無いんじゃけぇ、んな小難しい話されてもよーわからんわ。
そうじゃなぁ…。なら、一回試してみちゃろうか? わしがインタビュアー、やっちゃるけぇ」
稲:「ええよ! じゃあ、わしはB'zの稲葉をやるわ(苦笑)」
M:「こほん、えぇ~、稲葉さん、今回の楽曲はかなりの力作だとお聞きしているんですが…」
稲:「はい。実はこの曲は随分前から 「キビ団子」 温めていた曲で、作詞にも………………
Mag、ちょっとええ?」
M:「どしたん? インタビューはこれからじゃろ?」
稲:「その・・・なんてゆーんかなぁ…やっぱ不自然じゃわ、「キビ団子」挟むんは(苦笑)」
M:「当たり前じゃっ!(笑) んなこと、する前からわかっとったわ(笑)」
稲:「いや、でもじゃな、アリスタルコスの場合は…」
M:「はいはい、もうそのアリスさんはええから、本題に戻すで。
郷土愛を盛り込むっちゅうのは、岡山弁で受け答えしたらどうかっちゅう話しじゃ」
稲:「岡山弁で?」
M:「そうじゃ。方言っちゅうのはその県特有のもんじゃろ? それを使うっちゅうことは、
その県を愛しとる証になるわけじゃ」
稲:「でも、全国誌で岡山弁オンリーっちゅうのはキツイんじゃないじゃろか?
中には分からん人もおるじゃろうし…」
M:「そうじゃな…。 まぁ、わかりにきぃとこはリーダーの松本さんにカバーしてもらうとして、
稲さんファンの中にはきっと聞きたがっとる人もおると思うんよ。 じゃから、な?」
稲:「ん~、ってゆーても、どねーな内容を喋ればええんか…」
M:「今まで標準語で喋っとった内容を、そのまま岡山弁で喋ればええんよ。
ほら、例えばこの前、なんかの雑誌で『雨だれぶるーず』の歌詞について話しとったが?」
稲:「『雨だれぶるーず』? あぁ、「個人の世界と…」ちゅうやつか?」
M:「そうそう、それよ! それを全部岡山弁で言ったらええんよ。 一回ゆうてみ!」
稲:「ええとじゃな… 個人のぼっけぇ小さな世界と、ある程度距離があっての
出来事ってゆーんを、比喩でつなげたかったんよ。たぶんじゃけど、
どっちもおんなしような心理状態が働いとるんじゃろうな、
やっぱり心の動きとしてはおんなし種類なんかな、っちゅう思いが強くあったけん・・・」
M:「ええやんっ! ぼっけぇええわ! 惚れ直すわ!(笑)」
稲:「ほんま? 良かったじゃろうか? なんかぼっけぇ新鮮な気がするわ(笑)」
M:「ええよ! ほんまによかった!!
どうじゃろ、この勢いで次は歌も岡山弁でうとーてみたら?」
稲:「歌…か…。 よし、一回やってみるわ。 なんの曲がえぇじゃろか?」
M:「今夜、満月じゃけぇ、『今夜月の見える丘に』なんてどうじゃろ?」
稲:「ええで。よし…じゃあ、うとーてみるけん」
M:「あぁっ!ちょっと待ってっ! 比較するけぇ、まずは元の歌詞で一回うとーてみてくれん?」
稲:「そっか。 よし、じゃあ、いくで。
♪たとえば どうにかして 君の中 ああ 入っていって
その瞳から僕をのぞいたら いろんなことちょっとはわかるかも♪」
M:「す、すげぇーわ… やっぱホンモンわ…」
稲:「どうじゃった?」
M:「えかったよっ! ぼっけぇえかったっ! 次は岡山弁で頼むわっ!」
稲:「OK。
♪たとえば どうにかして 君の中 ああ 入っていって
その瞳からわしをのぞいたら いろんなことちーたーわかるかも
手をつねーだら 行ってみょー♪
M:「うぉ~っ! 稲さん最高っ!!! 萌えまくりじゃぁ~っ!!!!」
稲:「・・・・・」
M:「ん? どしたん稲さん? もっと聞かしてぇや」
稲:「いや…うとーとって気づいたんじゃけど…、
岡山弁じゃぁ、ぜってぇミリオンはいかんと思うんよねぇ…」
M:「あっ… それは… えーっと…じゃねぇ…」
稲:「きっと松本さんも怒ると思うんよねぇ…
正直、『太陽のKomachi Angel』もギリギリじゃったんよ。
あん時は、運良く松本さんが笑ってくれたけぇよかったけど、岡山弁は…」
M:「でもほら、『もうかりまっか』とかもあるじゃろ?」
稲:「あれはアルバム曲じゃし、あのアルバムのコンセプトが「自分たちの好きな音楽をやろう」
っちゅうもんじゃったからできたんよ。今やったらどげぇなことになるか…
また笑って許してくれるか、はたまたB'z解雇か…」
M:「か、か、解雇はやべぇのう、解雇は(苦笑) シャレにならんけぇなあ…。
そっか…じゃあ、これはあくまで趣味っちゅうことで仲間内だけで楽しもうや。
じゃあ、今度はねぇ、『LOVE PHANTOM』お願いしてもえぇ?
わし、シングルの中じゃあ、これが一番好きなんよっ!」
稲:「OKっ! ♪いらん なんも 捨ててしまおう♪」
M:「おぉっ!稲さん、最高じゃっ! ぼっけぇ好きじゃっ! 次はね、『Sweet Lil' D……」
こうして稲さんとMagの二人っきりの時間は過ぎ去ってゆくのでした。
(これはどう考えても、どこをどう取り違えてもフィクションです)
ぼっけぇおもれぇ内容の記事じゃから、楽しませてもらったんよ。
ありがとう~ね。(笑)(汗)
こんばんは、Magnoliaさん。
やはり私には岡山弁は無理がありますね。(苦笑)
夢には出てこぬ稲葉さんを、現実の妄想に登場させちゃいましたね。(笑)
とっても美味しいシチュエーションではないですか!
稲葉さんと二人きりで、親しげにオシャベリして、歌も歌ってもらって、
もう最高ですね。v
こんなふうに岡山弁を話してる稲葉さんだと、とても親近感が湧いてきます。
また、キャラまで別人のように感じられてきます。
でも、高校生までは津山で岡山弁で会話してたわけですよね。
それでも岡山弁で話す稲葉さんをリアルに想像するのは難しいです。
しかし、いくら既成概念にとらわれない稲葉さんでも、前後の文脈を無視して「きび団子」をさしはさまないでしょうに。(笑)
わざと笑いをとったのでしょうけれども...
「きび団子」のような味わいに近いものがあるとかなんとか、比喩的に使用すれば実際のインタビューでも違和感がないかもしれませんよ。(?)
岡山弁は丸みがあって味わいがあります。大好きです。
Magnoliaさんはいつまでも岡山弁を忘れずに、郷土愛を持ち続けてくださいね。
また是非、「稲葉さん、岡山弁喋って!」の巻きをお願いします。
次の場所はMagクンの部屋がいいかな。。。。
by 志凛 (2006-09-03 00:29)
こんばんは、志凛さん。
冒頭部、不慣れな岡山弁でのコメント、ありがとうございます(笑)
>夢には出てこぬ稲葉さんを、現実の妄想に登場させちゃいましたね。(笑)
そうそう、志凛さんとは違って、なかなか稲葉さんもTAKも夢に
出てきてくれませんので(苦笑)
仕方なく、こちら側から妄想に耽らせていただきましたとも。
稲葉さんと僕との共通点といえば、郷土、そして岡山弁。
多分ですけど、岡山弁で話しかけたら稲葉さんも岡山弁で返してくれると思うんですよね~。
これから先の人生、もし、万が一稲葉さんと話すことがあれば、
是非とも岡山弁で話したいです!
まあ、99パーセント、そんな淡い幻想は散りゆく定めでしょうが…(涙)
>でも、高校生までは津山で岡山弁で会話してたわけですよね。
それでも岡山弁で話す稲葉さんをリアルに想像するのは難しいです。
僕も想像し難いですね。
まあ、「忘れてる」ってことはないでしょうから、
ライヴのMCは是非、岡山弁でお願いしたいものです。
そうすれば、ライブの希少価値も高まるってもんですよ。
勿論、TAKは大阪弁で(笑)
>岡山弁は丸みがあって味わいがあります。大好きです。
実際そこで育った人間には、なかなかその良さは
分からないかもしれませんね。
その環境では、「それ」を話すことが一般化されてますから。
大学進学などで、その場を離れた時、
岡山弁の持つ味わい・良さが分かるのかもしれませんね。
>次の場所はMagクンの部屋がいいかな。。。。
そりゃあ、いけませんよ志凛さん!
僕の部屋で稲葉さんと二人っきりって言うことは…
あーで、こーで、そーでという具合になっちゃたりしちゃって…(笑)
今度はTAKとも遊ばないといけませんしね(笑)
by Magnolia (2006-09-03 23:03)