変革性を求める対象 [B'z]
「確かな変化」は感じるけれど、
それは残念ながら僕が望む方向とは違うみたい。
「同じベクトル」が共有できず、変革性を求める対象から
急に切り離され、どう対処していいのかわからず右往左往してしまう。
『SUPER LOVE SONG』がシングルカットされた事由が何となく透けて見える。
そんな第一印象のアルバム『ACTION』。
ただ、『パーフェクトライフ』の詞的世界は、
社会を生き抜く上での「二面性」が切々と語られ、
「稲葉浩志」の哲学・信念の存在を確認できる。
『マグマ』の情景が瞬時に再生される感覚。
これはなかなか心地いい。
だが『マグマ』の世界観が一曲に凝縮された感があり、
どこかせせこましい感じがするのも確か。
あまりにも展開が早すぎて面白みに欠ける。
でもねぇ…やっぱ…あれねぇ…
例えばAL『THE CIRCLE』での『Sanctuary』であるとか、
AL『MONSTER』でいうところの『MONSTER』のような、
そんなゾクゾクとさせてくれるような楽曲がないのが残念。
僕が欲しいのは、この↑ゾクゾク感。
おいてけぼりは結構寂しいかも、稲葉さん…。
でも『黒い青春』は嫌いじゃない。
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